
【MCU】キャプテン・アメリカ全3作のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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『キャプテン・アメリカ』シリーズはクリス・エヴァンスが主演を務め、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)におけるスーパーヒーロー映画として2011年~2016年にかけて前3作が公開されました。
MCUでは2008年公開からシリーズを牽引してきた『アイアンマン』や『ソー』と共に主要キャラクターの一人として、『アベンジャーズ』シリーズも含め牽引してきました。
あらすじ(ネタバレ込み)
2011年公開 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
起:スティーブ・ロジャースの誕生
第二次世界大戦中、病弱ながらも強い正義感を持つスティーブ・ロジャースは、軍に入隊しようとするが、虚弱体質のために何度も不合格となる。しかし、彼の勇敢な心に目をつけたエイブラハム・アースキン博士が、彼を「スーパーソルジャー計画」の被験者に選ぶ。実験によりスティーブは驚異的な肉体を持つ超人へと生まれ変わり、「キャプテン・アメリカ」として活動を始める。
承:ヒドラとの戦い
スティーブは当初、戦場ではなくプロパガンダ活動に利用されるが、親友のバッキー・バーンズが敵の組織「ヒドラ」に捕らえられたことを知り、単独で救出作戦を決行。見事に成功し、バッキーや仲間たちとともにヒドラの拠点を次々と破壊していく。一方、ヒドラの指導者ヨハン・シュミット(レッドスカル)は、強力なエネルギー源「テッセラクト(四次元キューブ)」の力を利用し、世界征服を目論んでいた。
転:バッキーの喪失と最終決戦
キャプテン・アメリカはヒドラの本拠地を追い詰めるが、戦いの中でバッキーが列車から転落し、行方不明となる。スティーブは悲しみを抱えながらも、シュミットの最終計画を阻止するため、ヒドラの巨大爆撃機に乗り込む。激闘の末、シュミットはテッセラクトの力によって消滅し、世界は救われる。しかし、機体は制御不能となり、スティーブは仲間たちを守るため、自ら北極の氷原に墜落する決断を下す。
結:70年後の目覚め
スティーブは冷凍状態で眠り続け、約70年後、現代の世界で目を覚ます。目の前に広がる見知らぬニューヨークの景色に戸惑いながらも、彼の新たな戦いが始まることを示唆して物語は幕を閉じる。
2014年公開 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
起:スティーブ・ロジャースの新たな戦い
現代に蘇ったキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)は、S.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動しながらも、現代社会や組織のあり方に違和感を覚えていた。ある日、彼はブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)と共にS.H.I.E.L.D.の船をハイジャックしたテロリスト集団との戦闘に参加。そこでナターシャが極秘任務を遂行していることを知り、S.H.I.E.L.D.の秘密主義に不信感を抱く。
承:S.H.I.E.L.D.の陰謀とウィンター・ソルジャーの出現
スティーブはS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーから、地球規模の監視・制圧を目的とする「インサイト計画」の存在を知らされる。しかし、その直後、フューリーは謎の暗殺者「ウィンター・ソルジャー」に襲撃され、スティーブの前で「S.H.I.E.L.D.内部に裏切り者がいる」と告げた後に倒れる。
フューリーの死(実際は偽装)により、スティーブはS.H.I.E.L.D.の高官アレクサンダー・ピアースから指名手配され、ナターシャと共に逃亡。調査を進めるうち、S.H.I.E.L.D.内部には第二次世界大戦時代のナチスの秘密組織「ヒドラ」が潜伏し、長年にわたり組織を掌握していたことが判明する。さらに、「ウィンター・ソルジャー」の正体が、かつての親友バッキー・バーンズであることを知る。
転:ヒドラの計画とスティーブの決意
ヒドラはインサイト計画を利用し、衛星と無人戦闘機を駆使して世界中の敵対者を一斉に抹殺しようとしていた。スティーブは新たな仲間サム・ウィルソン(ファルコン)とナターシャと共にS.H.I.E.L.D.のデータを公にし、ヒドラの陰謀を暴く決意を固める。一方、ウィンター・ソルジャーはヒドラに洗脳されており、かつての記憶をほとんど失っていた。
スティーブたちはS.H.I.E.L.D.の空母(ヘリキャリア)を制御不能にし、ヒドラの計画を阻止しようとする。しかし、ウィンター・ソルジャーが立ちはだかり、スティーブと激しい戦いを繰り広げる。
結:バッキーの覚醒とS.H.I.E.L.D.の崩壊
スティーブは戦闘中にヘリキャリアから投げ落とされそうになるが、ウィンター・ソルジャーに「お前は俺の親友だった」と語りかける。バッキーの記憶が揺らぎ始める中、スティーブは意識を失って川へ落下。直後にバッキーが彼を救い、姿を消す。
ヒドラの計画は阻止されたが、S.H.I.E.L.D.もまた壊滅。スティーブはバッキーの行方を追うことを決意し、ナターシャとサムもそれぞれの道へ進む。最後には、バッキーが自分の過去を探ろうとする様子が映し出され、物語は次なる展開へと続く。
2016年公開 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
起:アベンジャーズの対立の始まり
アベンジャーズは国際的な活動を続ける中、アフリカのワカンダ出身の市民を巻き込む事故を起こしてしまう。これを受けて国連は「ソコヴィア協定」を提案し、アベンジャーズを政府の管理下に置こうとする。トニー・スターク(アイアンマン)は協定に賛成するが、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)は「正義を行う判断を他者に委ねるべきではない」と反対し、アベンジャーズ内に亀裂が生じる。
一方、ウィーンでの国連会議中に爆破事件が発生し、ワカンダ国王が暗殺される。その犯人として指名手配されたのは、スティーブの親友であり、過去に洗脳された暗殺者「ウィンター・ソルジャー」ことバッキー・バーンズだった。
承:スティーブとトニーの対立
バッキーの無実を信じるスティーブは、彼を政府より先に確保しようとするが、ワカンダの王子ティ・チャラ(ブラックパンサー)や国際機関の追跡が激化。最終的にバッキーは捕らえられるが、その後、謎の男ジモによって洗脳され、施設内で暴走。混乱の中でジモは逃亡し、スティーブはバッキーを連れて逃げる。
スティーブはバッキーとともにジモの狙いを探るが、トニーはソコヴィア協定に基づき、スティーブの行動を違法とみなし、彼を止めるためのチームを結成。スティーブもまた、自分の信念を貫くために仲間を集め、アベンジャーズは「アイアンマン派」と「キャプテン・アメリカ派」に分かれて激突する。
転:空港での戦いと友情の亀裂
ベルリンの空港で両陣営がぶつかり、壮絶な戦闘が繰り広げられる。スパイダーマンがアイアンマン側に加わる一方、アントマンがキャプテン側で奮闘。戦いの末、スティーブとバッキーは逃亡に成功するが、彼らを援護した仲間の多くが逮捕される。
その後、ジモの真の目的が明らかになる。彼はかつてのソコヴィア紛争で家族を失い、アベンジャーズに復讐するために彼らを内部から分裂させようとしていた。そして、1991年にバッキーが洗脳状態でトニーの両親を殺害していたことを示す映像を見せる。
結:決裂と悲しみの結末
両親の死の真相を知ったトニーは怒りに燃え、バッキーに襲いかかる。スティーブは必死に止めようとするが、3人の戦いは熾烈を極める。最終的にスティーブがトニーを制圧し、彼の元を去る。
ジモは逮捕されるが、彼の計画は成功し、アベンジャーズは完全に分裂。スティーブは投獄された仲間たちを救出し、トニーに密かに「必要なときは助ける」と手紙を残す。一方、バッキーは自らの過去の罪と向き合うため、ワカンダで冷凍睡眠に入ることを決意する。
アベンジャーズの絆は壊れ、ヒーローたちの関係に深い溝が刻まれたまま物語は幕を閉じる。
キャスト・作品情報
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ) Steve Rogers (Captain America) |
クリス・エヴァンス Chris Evans |
チェスター・フィリップス Chester Phillips |
トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones |
ヨハン・シュミット(レッドスカル) Johann Schmidt (Red Skull) |
ヒューゴ・ウィーヴィング Hugo Weaving |
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター Peggy Carter |
ヘイリー・アトウェル Hayley Atwell |
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ James Buchanan "Bucky" Barnes |
セバスチャン・スタン Sebastian Stan |
ハワード・スターク Howard Stark |
ドミニク・クーパー Dominic Cooper |
ティモシー・“ダム・ダム”・デューガン Timothy "Dum Dum" Dugan |
ニール・マクドノー Neal McDonough |
ゲイブ・ジョーンズ Gabe Jones |
デレク・ルーク Derek Luke |
エイブラハム・アースキン Abraham Erskine |
スタンリー・トゥッチ Stanley Tucci |
ニック・フューリー Nick Fury |
サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson |
ジム・モリタ Jim Morita |
ケネス・チョイ Kenneth Choi |
アーニム・ゾラ Arnim Zola |
トビー・ジョーンズ Toby Jones |
ジャック・デルニエ Jacques Dernier |
ブルーノ・リッチ Bruno Ricci |
ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース James Montgomery Falsworth |
JJ・フィールド JJ Feild |
ハインツ・クルーガー Heinz Kruger |
リチャード・アーミティッジ Richard Armitage |
ギルモア・ホッジ Gilmore Hodge |
レックス・シャープネル Lex Shrapnel |
ブラント Brandt |
マイケル・ブランドン Michael Brandon |
タワー・キーパー the church keeper |
デイビッド・ブラッドリー David Bradley |
プライベート・ロレイン Lorraine |
ナタリー・ドーマー Natalie Dormer |
コニー Connie |
ジェナ・ルイーズ・コールマン Jenna Coleman |
将軍(カメオ出演) General (Cameo) |
スタン・リー Stan Lee |
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 作品情報
原題 Original Title |
Captain America: The First Avenger |
監督 Directed by |
ジョー・ジョンストン Joe Johnston |
脚本 Writing Credits (Screenplay by) |
クリストファー・マルクス Christopher Markus スティーヴン・マクフィーリー Stephen McFeely |
原作 Writing Credits (Based on) |
ジョー・サイモン Joe Simon ジャック・カービー Jack Kirby キャプテン・アメリカ Captain America |
音楽 Music |
アラン・シルヴェストリ Alan Silvestri |
撮影 Cinematography |
シェリー・ジョンソン Shelly Johnson |
編集 Edited by |
ジェフリー・フォード Jeffrey Ford ロバート・ダルヴァ Robert Dalva |
製作 Produced by |
ケヴィン・ファイギ Kevin Feige |
製作会社 Production Company |
マーベル・スタジオ |
配給 Distributed by |
パラマウント映画 |
公開 | 米:2011/7/22 日:2011/10/14 |
上映時間 | 124分 |
制作費 | 1億4000万ドル |
興行収入(世界) | 3億7056万ドル |
興行収入(日本) | 3億1000万円 |
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ) Steve Rogers (Captain America) |
クリス・エヴァンス Chris Evans |
ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ) Natasha Romanoff (Black Widow) |
スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson |
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ(ウィンター・ソルジャー) James Buchanan "Bucky" Barnes (Winter Soldier) |
セバスチャン・スタン Sebastian Stan |
サム・ウィルソン(ファルコン) Sam Wilson (Falcon) |
アンソニー・マッキー Anthony Mackie |
マリア・ヒル Maria Hill |
コビー・スマルダーズ Cobie Smulders |
ブロック・ラムロウ Brock Rumlow |
フランク・グリロ Frank Grillo |
シャロン・カーター(エージェント13) Sharon Carter (Agent 13) |
エミリー・ヴァンキャンプ Emily VanCamp |
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター Peggy Carter |
ヘイリー・アトウェル Hayley Atwell |
アレクサンダー・ピアース Alexander Pierce |
ロバート・レッドフォード Robert Redford |
ニック・フューリー Nick Fury |
サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson |
アーニム・ゾラ Arnim Zola |
トビー・ジョーンズ Toby Jones |
ジャスパー・シットウェル Jasper Sitwell |
マキシミリアーノ・ヘルナンデス Maximiliano Hernández |
スターン Senator Stern |
ギャリー・シャンドリング Garry Shandling |
ジョルジュ・バトロック | ジョルジュ・サンピエール |
ジャック・ロリンズ Jack Rollins |
カラン・マルヴェイ Callan Mulvey |
キャメロン・クライン Cameron Klein |
アーロン・ヒムルスタイン Aaron Himelstein |
ホーリー Councilwoman Hawley |
ジェニー・アガター Jenny Agutter |
ロックウェル Councilman Rockwell |
アラン・デイル Alan Dale |
イェン Councilman Yen |
チン・ハン Chin Han |
スィン Councilman Singh |
バーナード・ホワイト Bernard White |
ワンダ・マキシモフ(カメオ出演) Wanda Maximoff (Cameo) |
エリザベス・オルセン Elizabeth Olsen |
ピエトロ・マキシモフ(カメオ出演) Pietro Maximoff (Cameo) |
アーロン・テイラー=ジョンソン Aaron Taylor-Johnson |
ファイン(カメオ出演) Dr. Fine |
ジョー・ルッソ Joe Russo |
ドクター・リスト(カメオ出演) Dr. List |
ヘンリー・グッドマン Henry Goodman |
ヴォルフ・ガング・フォン・ストラッカー(カメオ出演) Baron Wolfgang von Strucker |
トーマス・クレッチマン Thomas Kretschmann |
警備員(カメオ出演) Security Guard (Cameo) |
スタン・リー Stan Lee |
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 作品情報
原題 Original Title |
Captain America: The Winter Soldier |
監督 Directed by |
アンソニー・ルッソ Anthony Russo ジョー・ルッソ Joe Russo |
脚本 Writing Credits (Screenplay by) |
クリストファー・マルクス Christopher Markus スティーヴン・マクフィーリー Stephen McFeely |
原作 Writing Credits (Based on) |
ジョー・サイモン Joe Simon ジャック・カービー Jack Kirby キャプテン・アメリカ Captain America |
音楽 Music |
ヘンリー・ジャックマン Henry Jackman |
撮影 Cinematography |
トレント・オパロック Trent Opaloch |
編集 Edited by |
ジェフリー・フォード Jeffrey Ford |
製作 Produced by |
ケヴィン・ファイギ Kevin Feige |
製作会社 Production Company |
マーベル・スタジオ |
配給 Distributed by |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 米:2014/4/4 日:2014/4/19 |
上映時間 | 136分 |
制作費 | 1億7000万ドル |
興行収入(世界) | 7億1426万ドル |
興行収入(日本) | 7億円 |
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ) Steve Rogers (Captain America) |
クリス・エヴァンス Chris Evans |
トニー・スターク(アイアンマン) Tony Stark (Iron Man) |
ロバート・ダウニー・Jr Robert Downey Jr. |
ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ) Natasha Romanoff (Black Widow) |
スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson |
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ(ウィンター・ソルジャー) James Buchanan "Bucky" Barnes (Winter Soldier) |
セバスチャン・スタン Sebastian Stan |
サム・ウィルソン(ファルコン) Sam Wilson (Falcon) |
アンソニー・マッキー Anthony Mackie |
ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ウォーマシン) James "Rhodey" Rhodes (War Machine) |
ドン・チードル Don Cheadle |
クリント・バートン (ホークアイ) Clint Barton (Hawkeye) |
ジェレミー・レナー Jeremy Renner |
ティ・チャラ(ブラックパンサー) T'Challa (Black Panther) |
チャドウィック・ボーズマン Chadwick Boseman |
ヴィジョン Vision |
ポール・ベタニー Paul Bettany |
ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ) Wanda Maximoff (Scarlet Witch) |
エリザベス・オルセン Elizabeth Olsen |
スコット・ラング(アントマン) Scott Lang (Ant-Man) |
ポール・ラッド Paul Rudd |
シャロン・カーター Sharon Carter |
エミリー・ヴァンキャンプ Emily VanCamp |
ピーター・パーカー(スパイダーマン) Peter Parker (Spider-Man) |
トム・ホランド Tom Holland |
ブロック・ラムロウ Brock Rumlow |
フランク・グリロ Frank Grillo |
サディアス・“サンダーボルト”・ロス Thaddeus Ross |
ウィリアム・ハート William Hurt |
ヘルムート・ジモ Helmut Zemo |
ダニエル・ブリュール Daniel Brühl |
メイ・パーカー(ピーターの叔母) May Parker |
マリサ・トメイ Marisa Tomei |
ティ・チャカ T'Chaka |
ジョン・カニ John Kani |
ハワード・スターク(トニーの父親) Howard Stark |
ジョン・スラッテリー John Slattery |
マリア・スターク Maria Stark |
ホープ・デイヴィス Hope Davis |
ミリアム・シャープ Miriam Sharpe |
アルフレ・ウッダード Alfre Woodard |
ヴァシリー・カルポフ Vasily Karpov |
ジーン・ファーバー Gene Farber |
フライデー(声) F.R.I.D.A.Y. (Voice) |
ケリー・コンドン Kerry Condon |
エヴェレット・K・ロス Everett K. Ross |
マーティン・フリーマン Martin Freeman |
配送員(カメオ出演) FedEx deliveryman (Cameo) |
スタン・リー Stan Lee |
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 作品情報
原題 Original Title |
Captain America: Civil War |
監督 Directed by |
アンソニー・ルッソ Anthony Russo ジョー・ルッソ Joe Russo |
脚本 Writing Credits (Screenplay by) |
クリストファー・マルクス Christopher Markus スティーヴン・マクフィーリー Stephen McFeely |
原案 Writing Credits (Story by) |
マーク・ミラー Mark Millar スティーブ・マクニーブン Steve McNiven Civil War シビル・ウォー |
原作 Writing Credits (Based on) |
ジョー・サイモン Joe Simon ジャック・カービー Jack Kirby キャプテン・アメリカ Captain America |
音楽 Music |
ヘンリー・ジャックマン Henry Jackman |
撮影 Cinematography |
トレント・オパロック Trent Opaloch |
編集 Edited by |
ジェフリー・フォード Jeffrey Ford |
製作 Produced by |
ケヴィン・ファイギ Kevin Feige |
製作会社 Production Company |
マーベル・スタジオ |
配給 Distributed by |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 米:2016/5/6 日:2016/4/29 |
上映時間 | 148分 |
制作費 | 2億5000万ドル |
興行収入(世界) | 11億5330万ドル |
興行収入(日本) | 26億3000万円 |
見どころ
クリス・エヴァンス=スティーブ・ロジャース

MCU作品のキャプテン・アメリカで初めてクリス・エヴァンスを知った方もいるでしょう。
しかしクリス・エヴァンスがブレイクするきっかけとなったのはなんと2005年に公開された映画『ファンタスティック・フォー』なんです。
『ファンタスティック・フォー』ではマーベル初のヒーローヒューマン・トーチを演じています。
クリス・エヴァンスはつまりマーベル作品においてヒューマン・トーチとスティーブ・ロジャースの2役を演じたことに。
そんなクリス・エヴァンスですが『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもってMCUを引退しています。

スティーブ・ロジャースはMCUの世界において、1918年7月4日生まれで2018年時点で100歳という設定。
偶然出会ったエイブラハム・アースキン博士に見出されたスティーブは、スーパーソルジャー計画の被験者候補となり、超人血清が打たれることでヒーローの力を手にしたスティーブ。
しかしチェスター・フィリップス大佐は「群として強い軍隊」を必要としていたため、スティーブがどれだけ超人となっても軍としては機能しないと考えお役御免の通達を言い渡してしまいます。

そのためスティーブは米国上院議員ブラントの依頼で星条旗をモチーフにしたコスチュームを着て「キャプテン・アメリカ」というマスコットキャラクターとして活動し、国内の戦意高揚に貢献するも戦場へは一切出ない戦士として軍人からは笑いもの扱いされていました。
戦士として戦いたくても戦えないもどかしさや、強くなっても戦地へ行けない切なさなどヒーロー映画としてはなかなか無いシチュエーションもおすすめしたい部分です。
マスコットキャラクターを経験しなければコスチュームも名前も全然違うものになってたかもしれないと考えると少し複雑ではありますが…。
バッキーが所属する107部隊がヒドラによる襲撃を受け捕らわれたとの知らせを受けたスティーブは、単身でシュミット率いるヒドラの秘密基地へと乗り込み、救出を成功させて自軍へと帰還したスティーブは兵士達の信頼を勝ち取り仲間として認められたことで部隊を結成することができ、ヒドラと対峙します。
ヒドラと対峙し爆弾を載せた飛行機ワルキューレごと北極に沈んだのが1945年。S.H.I.E.L.D.に発見されたのが70年後(2015年)。
つまり100歳でも肉体は30歳ということになりますね。
超人兵士となる前は小柄で喧嘩も強くなく、女性との付き合いも上手くなく、誰もが認めるほど品行方正で、本物の愛国心と如何なる状況でも決して諦めない芯の強さをキャプテンとなる前から持つ一方で、どこか自分は時代遅れだと考える節があり、現代に馴染めていない印象をクリス・エヴァンスがうまく演じています。
この「決して諦めない芯の強さ」が混乱をチームの招いているようにも見えますが、団結する必要がある場面においてのスティーブはキャプテンに相応しい対応力があると思います。
スティーブ最愛の人ペギー・カーター

ペギー・カーターはスティーブの「スーパーソルジャー計画」にも立ち会ったSSRの女性士官。
制圧したヒドラ本部基地の管制室でワルキューレを着水させる決意をしたスティーブと通信し、「土曜にクラブで会いましょう」と約束をするも、ワルキューレごと北極に沈んでしまいます。
ペギーはSSRのエージェントとして多くのミッションに携わり、SSRがS.H.I.E.L.D.に発展した際の創設メンバーの一員となりますが、70年後に全く老いていないスティーブと再会する事に。
ペギーはシビル・ウォーの時に亡くなってしまいますが、スティーブが困った時には相談に乗るなど常にスティーブを影で支える存在であり続けています。
全ての年代でペギーはヘイリー・アトウェルが演じています。
スティーブの大親友バッキー・バーンズ

バッキー・バーンズはスティーブの少年時代からの無二の親友。『ザ・ファースト・アベンジャー』では列車の壁面に大穴が開いた拍子に車外へ吹き飛び、列車から谷底へと転落し消息不明となり、戦死扱いに。
そんなバッキーは『ウィンター・ソルジャー』として復活し、スティーブと70年ぶりに再会します。
ヒドラによって施された改造手術に加え、薬物やヒドラ製の超人血清を投与されたことで肉体を強化・洗脳されて以前の記憶を失い、ヒドラの手先となり、任務時にのみ外界に解放され、それ以外の多くの時間を冷凍保存されて過ごす半生を送っていたため、戦時中と大差ない若々しい容姿を保っています。
スティーブとの戦いで少しずつ記憶が戻り、スミソニアン博物館にて自身に関するブースを目の当たりにします。
洗脳され、記憶がないとは言えトニー・スタークの両親や、ワカンダ国王ティ・チャカとなかなかの重要人物を殺害しています。
最終的にはティ・チャラの手引きを受けワカンダへ行き、自身の洗脳を解く方法が見つかるまで冷凍睡眠へ戻ることを自ら選択、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では見事復活を遂げています。
根が途絶えないヒドラと最大の敵レッド・スカル

ナチスの極秘科学部門「ヒドラ」創設者にして将校のヨハン・シュミット。
超人血清を投与するも頭頂部から首の皮膚が禿げて赤くなり、赤いドクロのような顔に。
原作のヨハン・シュミットはシャロン・カーターを洗脳し、そのシャロン・カーターによってついにスティーブの殺害を成功する強敵です。
『ザ・ファースト・アベンジャー』で死んだと思われていましたが、実は惑星ヴォーミラへ転送されただけで生きていた事実が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で判明しています。
そしてヒドラとは、シュミット率いる秘密結社で倒しても倒してもまた現れる集団でもあります。
サノスの登場以降、舞台は宇宙へと移りつつありますが、今のところ地球上でのアベンジャーズ最大の敵と言ってもいいでしょう。
特にキャプテン・アメリカではシュミットがいなくなってもヒドラの残党キャラクターが次々登場するので、これらの敵も映画を面白くさせるきっかけにもなっています。
常にアベンジャーズと並行している
『ザ・ファースト・アベンジャー』ではS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーが、『ウィンター・ソルジャー』にはフューリー、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ、ファルコンことサム・ウィルソンが出演。
そして『シビル・ウォー』はソーとハルク以外のアベンジャーズが総出演しアベンジャーズ2.5とも言われた大規模な作品となりました。
また同じ世界を共有しているためアメリカ大統領のマシュー・エリスも海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』に出演するなどして常に並行した世界を共有しるのも、MCUそのものを楽しむ要素になっています。
『ザ・ファースト・アベンジャー』ではトニーの父親ハワード・スタークが登場したり、『ウィンター・ソルジャー』と『シビル・ウォー』ではアベンジャーズとしての任務活動も行われているため、常に並行した世界を辿っていますのでMCUそのものを楽しむ要素になっています。
キャプテン・アメリカは3部作とするには他の作品との複雑な絡みが多すぎて、単体シリーズとしては非常に観にくい稀な3部作でもあり、映画として考えると『ザ・ファースト・アベンジャー』の単体作品のみが直接的なスティーブを描く作品なんじゃないかと思います。キャラクターが多いとフィーチャーすべき対象がどうしても増えてしまうので、そのせいかヴィラン的な立ち位置が2作目ではウィンター・ソルジャー、そして3作目ではトニー・スタークがその立ち位置についているようにも感じます。ヴィランというより「対峙する相手」という表現の方が正しいかもしれません。
『シビル・ウォー』では洗脳されていたとは言え、バッキーはトニー・スタークの両親を殺害していたことが発覚。
ラストではその事実をトニーが知ってしまい、さらにスティーブも知っていたことでトニーの怒りが爆発してしまいます。
トニーに言わない選択は正しかったのでしょうか?
スティーブはバッキーを守り、協力してくれたソコヴィア協定反対派を助け、トニーを裏切る形となってしまいました。
スティーブの行動には賛否が起こりましたが、これは観た人によって意見も変わってくることでしょう。
そして『シビル・ウォー』はキャプテン・アメリカの完結編として相応しかったのでしょうか?
そのようなことを考えながら見るのも楽しみ方のひとつと言えると思います。

対立のきっかけとなった「ソコヴィア協定」を生んだ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。
大きな犠牲を回避するために小さな犠牲は見逃すしかないのか。
個人的には賛成か反対かだけではない結論の取り方をするのが現代的なんじゃないかとも思います。
ただスティーブの「自分たちで判断して行動する権利と責任が奪われる」という主張は、元軍人とは思えない主張ですよね。
実は映画の『シビル・ウォー』においてソコヴィア協定は重要なようで重要ではなく、ソコヴィア協定の裏で、ソコヴィアで家族を失いアベンジャーズへの復讐を誓ったヘルムート・ジモが暗躍する姿やバッキーの事実などになるべくシフトさせようとしたのかもしれませんね。
ソコヴィア協定を掘り下げなかったのもその辺りが関連しているのかもしれません。
レビュー・評価
海外での評価
映画として見るには非常に不思議な3部作。
MCUという大きな括りがあるため、3作それぞれが直接の続編でありながらも単発の話なので、この3作を観るだけではキャプテン・アメリカのすべてを語れないというのが特徴的です。
海外での評価としては、映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)の結果がこちら。
批評家 レビュー |
レート | 一般 レビュー |
レート | |
---|---|---|---|---|
1 | 268 | 7.00/10 | 189,460 | 3.75/5 |
2 | 300 | 7.60/10 | 282,300 | 4.33/5 |
3 | 414 | 7.7/10 | 180,120 | 4.27/5 |
Metacritic(メタクリティック)での評価がこちら。
批評家 レビュー |
スコア | 一般 レビュー |
スコア | |
---|---|---|---|---|
1 | 43 | 66/100 | 1733 | 7.2/10 |
2 | 48 | 70/100 | 2334 | 8.5/10 |
3 | 53 | 75/100 | 3650 | 8.3/10 |
若干のズレは有りますが「ウィンター・ソルジャー」が一番評価が高いような結果になっています。
日本での評価
続いて日本での評価。
映画.com
レビュー | 評価 | |
---|---|---|
1 | 121 | 3.5/5 |
2 | 226 | 4.0/5 |
3 | 453 | 3.9/5 |
映画レビューサイトFilmarks
レビュー | 評価 | |
---|---|---|
1 | 6,780 | 3.7/5 |
2 | 6,465 | 4.0/5 |
3 | 11,678 | 4.0/5 |
日本においても若干のズレは有りますが「ウィンター・ソルジャー」が一番評価が高いような結果になっていますが、シビル・ウォーのレビュー数がかなり多く、視聴者数だけで言えばシビル・ウォーがダントツかもしれません。
※
1…The First Avenger
2…The Winter Soldier
3…Civil War
キャプテン・アメリカ全3作のトリビア
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーのトリビア
- スティーブがキャプテン・アメリカに変身してポッドから出てきたとき、ペギー・カーターの胸に触れるシーンはヘイリー・アトウェルのアドリブで彼女がインタビューで認めたように、彼女の顔の驚きは本物でした。
- クリス・エヴァンスは、その役割を受け入れる前に、その役割を3回辞退しました。その役が嫌だったからではなく、急激な名声の高まりが自分の私生活に与える影響を恐れていたからでした。参加を決めるうえではロバート・ダウニー・Jr.の説得が大きく、その後、監督のジョー・ジョンストンとプロデューサーと面会し、プロデューサーは彼にその役割を引き受けるよう説得したそうです。
- もともと、第二次世界大戦中にいたジェームズ "ローガン" ハウレット(ウルヴァリン)とエリック・レーンシャー(マグニート)のカメオ出演が映画に予定されていましたが、権利の問題により廃棄されました。
- スタンリー・トゥッチがアースキン博士の役を演じたのは、彼がずっとやりたかったドイツ訛りを使うことができたからだそう。
- ペギー・カーターの役作りは、ジンジャー・ロジャースがインスピレーションを受けて構築されました。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのトリビア
- アンソニー・マッキーはマーベル映画に出演することが夢だったそうで、嘆願のメールを送っていたそう。マッキーのメールはプロデューサーのケヴィン・ファイギの注意を引き、彼は後にサム・ウィルソン、別名ファルコンの役をオファーしました。
- ブラック・ウィドウとキャプテン・アメリカが暗号化されたUSBスティックの出所を見つけるために訪れるモール(ショッピングセンター)は、オハイオ州クリーブランドのタワー・シティ・センター。建物の正面とそのコンコースは、アベンジャーズ (2012) で、ロキがドイツのオペラ パトロンと対決するオペラ・ホールとして使用されました。
- 脚本を書いている間、ホークアイが映画に出演する可能性がありました。しかし、作家たちは登場人物が多すぎると感じており、ホークアイを深みのないものにしたくありませんでした。彼らは代わりに、ホークアイと彼の居場所が言及されている小さなシーンを書くことに決め、それは撮影されましたが、最終的には映画に含まれませんでした。
- ネタバレを防ぎ、秘密を守るために、撮影中のこの映画の仮題は「Freezer Burn」とされていました。
- 2016年に亡くなったギャリー・シャンドリングにとっては最後の実写出演となりました。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのトリビア
- セバスチャン・スタンは、予告編でバッキーが着ているバックパックには、彼の散らばった思い出をまとめた日記が含まれていることを明らかにしました。
- この映画では、バッキー・バーンズがルーマニアの首都であるブカレストに隠れていたことを明らかにしました。セバスチャン・スタンはルーマニア系アメリカ人の俳優で、ルーマニアのコンスタンツァで生まれ、8歳までそこで育ちました。ブカレストを舞台にした最初のシーンでは、バッキーはストリートマーケットで果物を購入しています。スタンの母国語はルーマニア語なので、完璧に話せました。
- ティ・チャラは当初の案では小さな役割しか持たず、衣装を着ることさえしないものでした。これはスパイダーマンにもっと焦点を合わせ、ブラックパンサーの起源を彼自身の映画のために保存することを意図していたためなんですが、マーベルがスパイダーマンの使用許諾が進んでないと感じた作家は、ブラックパンサーの役割は大幅に強化しました。後にスパイダーマンを使用が可能となりましたが、ティ・チャラはすでにプロットに不可欠になっていたため、彼の役割をそのままにして、スパイダーマンに小さな部分を与えることにしました。
- ロバート・ダウニー・Jr.とメイ・パーカー役のマリサ・トメイは90年代に交際しており、映画でも久々の共演となりました。
- 脚本家のクリストファー・マーカスとスティーブン・マクフィーリーの3作目としての当初のアイデアは、他のアベンジャーズのメンバーが出演しない小規模の構想でしたが、プロデューサーのケヴィン・ファイギは代わりにコミックの「シビル・ウォー」を適応させることを提案。大幅に改変しつつも、スティーブとバッキーの関係を強調したり、バロン・ジーモを悪役として使用したりするなど、彼らの当初のアイデアの特定の部分はまだ映画に組み込まれています。
まとめ
シビル・ウォーにて亀裂が生じたままサノスが襲来する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に突入するわけですが、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』にて出演契約が満了となり、キャプテン・アメリカは勇退。ファルコンがキャプテンの盾を引き継ぎました。
キャプテン・アメリカ単体シリーズとしては終始ヒドラが絡む展開でしたが、時代が違うという観点から見ると実質の単独映画としては『ザ・ファースト・アベンジャー』だけのようにも感じるスティーブの人生を、MCUの中で存分に体感させてくれた貴重な存在だと思います。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンやここに書いていない好きなエピソードなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
- Captain America: The First Avenger (2011) - IMDb
- Captain America: The Winter Soldier (2014) - IMDb
- Captain America: Civil War (2016) - IMDb
- Captain America: The First Avenger - Wikipedia
- Captain America: The Winter Soldier - Wikipedia
- Captain America: Civil War - Wikipedia
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー - Wikipedia
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー - Wikipedia
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ - Wikipedia
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー : 作品情報 - 映画.com
- キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー : 作品情報 - 映画.com
- シビル・ウォー キャプテン・アメリカ : 作品情報 - 映画.com
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 - Filmarks映画
- キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 - Filmarks映画
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 - Filmarks映画