スクール・オブ・ロックのあらすじ・キャスト・ネタバレ・感想・評価・レビュー・トリビアなど徹底解説
引用元:Amazon.co.jp: スクール・オブ・ロックを観る | Prime Video

スクール・オブ・ロックのあらすじ・キャスト・ネタバレ・感想・評価・レビュー・トリビアなど徹底解説

  • By Youichi Tateshima

  • 映画

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

スクール・オブ・ロック(原題:School of Rock)』は2003年公開のコメディ映画。ミュージシャンでもあるジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じるコメディで、2016年にはアメリカで映画を基にテレビドラマ化もされたヒット作品です。

あらすじ(ネタバレ込み)

■Introduction
主人公のデューイ・フィンは、ロックバンドの元ギタリストであり、現在は無職で生活に困っている。彼は親友のネッドとそのガールフレンドパトリシアの家に住んでいるが、生活費を稼ぐために、急遽、ネッドが働く小学校で臨時教師の職を得る。しかし、音楽に全く興味のない小学生たちにロック音楽を教えるという自分勝手な思惑を持ち、授業を始める。

■Development
最初は生徒たちに適当な授業を行うが、デューイは次第に子どもたちが持つ音楽の才能を見抜き、彼らをバンドのメンバーとして育てようと決心する。彼は、生徒たちをロックバンドのメンバーにし、音楽を通じて彼らに自信を与えようとする。生徒たちは最初は戸惑うものの、徐々にデューイの指導で才能を開花させ、結束していく。

■Twist
学校側はデューイの行動を疑い、彼の授業が普通の教育から逸脱していると判断し、解雇を決定する。しかし、デューイはその決定を覆すため、バンドを結成し、地元のロックバンドコンテストに参加することを決意する。生徒たちはそのコンテストに向けて練習を始め、デューイの情熱に応えるべく、一丸となってバンドを完成させる。

■Conclusion
最終的に、デューイとその生徒たちはコンテストでパフォーマンスを成功させるが、デューイは解雇され、教職を失う。しかし、彼の努力は実を結び、生徒たちは音楽に対する情熱と自信を深め、それぞれの人生において成長を遂げる。そして、デューイは自らの道を模索し続ける。

2019年の映画年間ランキング。全世界の年間興行収入ランキング、日本の洋画年間興行収入ランキングをご紹介します。

2019年全世界年間興行収入ランキングTOP50

No.作品名(原題)興行収入
1アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
$2799.4
2ライオン・キング
The Lion King
$1656.9
3アナと雪の女王2
Frozen II
$1450
4スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
Spider-Man: Far from Home
$1131.9
5キャプテン・マーベル
Captain Marvel
$1128.2
6ジョーカー
Joker
$1078.8
7スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker
$1074.1
8トイ・ストーリー4
Toy Story 4
$1073.4
9アラジン
Aladdin
$1050.7
10ジュマンジ/ネクスト・レベル
Jumanji: The Next Level
$801.7
11ワイルド・スピード/スーパーコンボ
Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw
$760.7
12ナタ~魔童降臨~
Ne Zha
$726.1
13流転の地球
The Wandering Earth
$699.9
14ヒックとドラゴン 聖地への冒険
How to Train Your Dragon: The Hidden World
$521.8
15マレフィセント2
Maleficent: Mistress of Evil
$491.7
16IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
It Chapter Two
$473.1
17愛しの母国
My People, My Country
$450.1
18名探偵ピカチュウ
Pokémon: Detective Pikachu
$433.3
19ペット2
The Secret Life of Pets 2
$431.2
20フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話
The Captain
$417.3
21アリータ:バトル・エンジェル
Alita: Battle Angel
$405
22ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
Godzilla: King of the Monsters
$387.3
231917 命をかけた伝令
1917
$384.6
24ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
Once Upon a Time... in Hollywood
$377.4
25シャザム!
Shazam!
$366
26ダンボ
Dumbo
$353.3
27ジョン・ウィック:パラベラム
John Wick: Chapter 3 - Parabellum
$327.8
28瘋狂的外星人
Crazy Alien
$327.6
29ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
Knives Out
$312.9
30ターミネーター:ニュー・フェイト
Terminator: Dark Fate
$261.1
31パラサイト 半地下の家族
Parasite
$258.1
32アス
Us
$256
33ペガサス/飛馳人生
Pegasus
$255.9
34メン・イン・ブラック:インターナショナル
Men in Black: International
$253.9
35X-MEN:ダーク・フェニックス
X-Men: Dark Phoenix
$252.4
36ミスター・ガラス
Glass
$247
37ブレイブ 大都市焼失
The Bravest
$245.2
38アナベル 死霊博物館
Annabelle Comes Home
$231.3
39少年の君
Better Days
$226.8
40フォードvsフェラーリ
Ford v Ferrari
$225.5
41ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語
Little Women
$218.8
42アダムス・ファミリー
The Addams Family
$203
43ロケットマン
Rocketman
$195.3
44ダウントン・アビー
Downton Abbey
$194.7
45レゴ® ムービー2
The Lego Movie 2: The Second Part
$192.3
46天気の子
Weathering with You
$192
47共謀家族
Sheep Without a Shepherd
$191.6
48ホワイト・ストーム
The White Storm 2: Drug Lords
$189.4
49スノーベイビー
Abominable
$188.6
50イップ・マン 完結
Ip Man 4: The Finale
$176.3

2019年日本の洋画年間興行収入ランキングTOP10

No.作品名興行収入(億円)
1アナと雪の女王2124.0
2アラジン73.4
3トイ・ストーリー473.1
4ライオン・キング67.1
5ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生51.6
6アベンジャーズ/エンドゲーム51.1
7ジョーカー46.3
8シュガー・ラッシュ:オンライン44.2
9スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム42.7
10ワイルド・スピード/スーパーコンボ40.5
全世界の年間興行収入ランキングはBox Officeの情報をもとに、日本の洋画年間興行収入ランキングは日本映画製作者連盟の情報をもとにまとめました。 日本の年間興行収入ランキングは洋画のみに絞っていますので邦画が含まれておりません。

2019年の話題作

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、全世界で20億ドルの興行収入を記録した5番目の映画となり、歴代最高の興行収入を記録しました。 この年は他にも『ライオン・キング』、『アナと雪の女王2』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、『キャプテン・マーベル』、『ジョーカー』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、『トイ・ストーリー4』、そして『アラジン』はいずれも10億ドルの興行収入を記録し、2位、3位、8位はそれぞれアニメ映画で興行収入1位、2位、5位を記録。『ジョーカー』は、R指定映画としては史上初となる10億ドルを突破。歴代最多となる9作品が10億ドルを突破しました。 IMDbは「Top 50 Movies of 2019」と題し、この年公開された映画をランキング化。1位には『パラサイト 半地下の家族』を選び、8.5/10の評価でレーティングで最も評価が高かった作品となっています。 ロッテントマトでは、第21回ゴールデン・トマト・アワードでは最優秀ワイドリリース賞が『アベンジャーズ/エンドゲーム』、最優秀リミテッドリリース賞が『パラサイト 半地下の家族』となりました。

『スクール・オブ・ロック』キャスト・作品情報

「スクール・オブ・ロック」のキャスト・作品情報
出典:'School of Rock' Cast - Where Are They Now? - Just Jared

キャスト

役名 俳優
デューイ・フィン
Dewey Finn
(lead singer, guitar)
ジャック・ブラック
Jack Black
ロザリー・マリンズ(校長)
Principal Rosalie "Roz" Mullins
ジョーン・キューザック
Joan Cusack
ネッド・シュニーブリー(デューイの親友)
Ned Schneebly
マイク・ホワイト
Mike White
パティ・ディ・マルコ(ネッドの恋人)
Patty Di Marco
サラ・シルバーマン
Sarah Silverman
ケイティ(ベース)
Katie "Posh Spice" (bass)
レベッカ・ブラウン
Rebecca Brown
サマー・ハサウェイ(マネージャー)
Summer "Tinkerbell" Hathaway (band manager)
ミランダ・コスグローヴ
Miranda Cosgrove
ザック・ムーニーハム(ギター)
Zack "Zack-Attack" Mooneyham (lead guitar)
ジョーイ・ゲイドス・Jr
Joey Gaydos
フレディ・ジョーンズ(ドラム)
Freddy "Spazzy McGee" Jones (drums)
ケヴィン・クラーク
Kevin Clark
ローレンス(キーボード)
Lawrence "Mr. Cool" (keyboards)
ロバート・ツァイ
Robert Tsai
トミカ(バックコーラス)
Tomika "Turkey Sub" (second singer, lead choir)
マリアム・ハッサン
Maryam Hassan
テオ(No Vacancyのボーカル)
Theo (lead singer, guitar)
アダム・パスカル
Adam Pascal
アリシア(バックコーラス)
Alicia "Brace Face" (choir)
アリーシャ・アレン
Aleisha Allen

作品情報

原題
Original Title
School of Rock
監督
Directed by
リチャード・リンクレイター
Richard Linklater
脚本
Written by
マイク・ホワイト
Mike White
音楽
Music
クレイグ・ウェドレン
Craig Wedren
撮影
Cinematography
ロジェ・ストファーズ
Rogier Stoffers
編集
Edited by
サンドラ・アデーア
Sandra Adair
製作
Produced by
スコット・ルーディン
Scott Rudin
製作総指揮
Executive Produced by
スコット・アヴァーサノ
Scott Aversano
スティーヴ・ニコライデス
Steve Nicolaides
製作会社
Production Company
スコット・ルーディン・プロダクションズ
配給
Distributed by
パラマウント・ピクチャーズ
公開 米:2003/10/3
日:2004/4/29
上映時間 109分
興行収入(世界) 約1億3110万ドル

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『スクール・オブ・ロック』の見どころ

ジャック・ブラック、魅力を最大限に発揮!

ジャック・ブラック、魅力を最大限に発揮!
出典:The School of Rock (2003) - IMDb

ロックのことにしか頭にないアツいダメ男デューイを演じたのはジャック・ブラックです。

「愛しのローズマリー(2001)」「キングコング(2005)」「ホリデイ(2006)」でも名を馳せていますが、代表作とも言えるのがこの作品。

得意のエネルギッシュさとコメディで観る人を笑顔にしてくれる素敵な俳優です。

バンド経験もある彼は演奏も実際にしているそうです。

ロック好きにはたまらない挿入曲

タイトル通り、ロックが満載のこの作品では、KISSAC/DCLed Zeppelinなどの名曲が映画を盛り上げます。

ちなみにLed Zeppelinが曲の使用を許可するのは非常に稀なことのようで、ジャック・ブラックがビデオレターでお願いしなければ実現しなかったとの逸話もあります。

また、ロック入門授業のような感覚で、ロック好きじゃなかった人でもみた後にはロックっていいかもと思えるようになっていて、気軽になおかつディープにロックの世界を楽しめてしまう類を見ないタイプの映画になっています。

2020年の映画年間ランキング。全世界の年間興行収入ランキング、日本の洋画年間興行収入ランキングをご紹介します。

2020年全世界年間興行収入ランキングTOP50

No.作品名(原題)興行収入
1劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba - The Movie: Mugen Train
$473.2
2エイト・ハンドレッド-戦場の英雄たち-
The Eight Hundred
$461.4
3バッドボーイズ フォー・ライフ
Bad Boys for Life
$426.5
4愛しの故郷
My People, My Homeland
$422.4
5TENET テネット
Tenet
$365.3
6ソニック・ザ・ムービー
Sonic the Hedgehog
$319.7
7ドクター・ドリトル
Dolittle
$251.4
8ジャン・ズーヤー:神々の伝説
Jiang Ziya
$240.6
9小さな赤い花
A Little Red Flower
$216
10クルードさんちのあたらしい冒険
The Croods: A New Age
$215.9
11ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
Birds of Prey
$205.4
12バーニング・ダウン 爆発都市
Shock Wave 2
$198.9
13ワンダーウーマン 1984
Wonder Woman 1984
$169.6
14バトル・オブ・ザ・リバー 金剛川決戦
The Sacrifice
$161
15透明人間
The Invisible Man
$144.5
162分の1の魔法
Onward
$141.9
17僕と彼女のファースト・ハグ
Warm Hug
$129.2
18ソウルフル・ワールド
Soul
$121.9
19野性の呼び声
The Call of the Wild
$111.2
20マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(再上映)
Mamma Mia! Here We Go Again 2020 Re-release
$85.7
21マンマ・ミーア!(再上映)
Mamma Mia! 2020 Re-release
$84.6
22オーヴァーヒート 最後の制裁
Caught in Time
$80.5
23ムーラン
Mulan
$70
24陰陽師: とこしえの夢
The Yin-Yang Master: Dream of Eternity
$68
25STAND BY ME ドラえもん 2
Stand by Me Doraemon 2
$65.2
26THE RESCUE 奇跡を起こした者たち
The Rescue
$64.2
27Love You Forever
Love You Forever
$60.7
28グリーンランド -地球最後の2日間
Greenland
$52.3
29Tolo Tolo
Tolo Tolo
$52.2
30プロジェクトV
Vanguard
$50.9
31ファンタジー・アイランド
Fantasy Island
$49.4
32トロールズ ミュージック★パワー
Trolls World Tour
$49.3
33ニュー・ミュータント
The New Mutants
$49.2
34アフター -壊れる絆-
After We Collided
$48
35今日から俺は!!劇場版
From Today, It's My Turn: The Movie
$47.9
36Tanhaji
Tanhaji: The Unsung Warrior
$45.2
37アオラレ
Unhinged
$44.3
38The End of Endless Love
The End of Endless Love
$44
39グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
The War with Grandpa
$43.4
40新感染半島 ファイナル・ステージ
Peninsula
$42.7
41モンスターハンター
Monster Hunter
$42.1
42アンダーウォーター
Underwater
$40.9
43ブラッドショット
Bloodshot
$39.9
44Sarileru Neekevvaru
Sarileru Neekevvaru
$37.4
45新解釈・三國志
The Untold Tale of the Three Kingdoms
$36.7
46コンフィデンスマンJP プリンセス編
The Confidence Man JP: Princess
$36.1
47KCIA 南山の部長たち
The Man Standing Next
$34.7
48My Mom Is a Character 3
My Mom is a Character 3
$34.4
49映画ドラえもん のび太の新恐竜
Doraemon the Movie: Nobita's New Dinosaur
$34.2
50ただ悪より救いたまえ
Deliver Us from Evil
$33.7

2020年日本の洋画年間興行収入ランキングTOP10

No.作品名興行収入(億円)
1スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け73.2
2パラサイト 半地下の家族47.4
3TENET テネット27.3
4キャッツ13.5
全世界の年間興行収入ランキングはBox Officeの情報をもとに、日本の洋画年間興行収入ランキングは日本映画製作者連盟の情報をもとにまとめました。 日本の年間興行収入ランキングは洋画のみに絞っていますので邦画が含まれておりません。 またこの年は興行収入10億円以上の洋画は4作品、『パラサイト 半地下の家族』は韓国の映画なので厳密には3作品しかなく、公表されているデータではこれしかありません。 そこで「Japanese Box Office For 2020」から上位10作品の洋画をピックアップしてみました。
No.作品名興行収入
1スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け$36.8
2アナと雪の女王2$34.9
3TENET テネット$16.8
4キャッツ$10.4
5フォードvsフェラーリ$8.5
62分の1の魔法$7.7
71917 命をかけた伝令$7.5
8ドクター・ドリトル$4.9
9ミッドサマー$4.5
10ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY$3.7

2020年は異例すぎる1年。話題作は?

2020年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を大きく受け、当初劇場公開が予定されていた多くの映画が延期されたり、ビデオオンデマンドやストリーミングサービスで公開されたりした1年となりました。 国毎に異なる流れがあったこともあり、2020年の世界興行収入は中国、日本などのアジア映画が多くランクインする結果に。また再上映の影響で総収益が更新される作品も多く生まれました。 中国の劇場収入は27億ドルで、北米の23億ドルを大きく上回り、北米の興行収入としては少なくとも40年ぶりの低水準。中国は初めて北米を追い抜いて世界最大の興行収入市場となりました。 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』はハリウッド以外の映画としては初めて年間興行収入トップの映画となった初の日本映画となりました。また、1994年のディズニーの『ライオンキング』以来、2Dアニメ映画としては初めて年間興行収入トップの映画となり、日本映画、アニメ映画、R指定アニメ映画の興行収入の歴代記録を樹立しました。 IMDbは「Top 50 Movies of 2020」と題し、この年公開された映画をランキング化。1位には『サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ』を選び、レーティングで最も評価が高かったのはNetflix作品『トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして』で8.2/10の評価がつけられています。 ロッテントマトでは、第22回ゴールデン・トマト・アワードでは最も評価の高い映画として『燃ゆる女の肖像』が挙げられ、最優秀ワイドリリース賞が『透明人間』、最優秀リミテッドリリース賞が『燃ゆる女の肖像』となりました。

個性的な子供達との掛け合いが楽しい

個性的な子供達との掛け合いが楽しい
出典:The School of Rock (2003) - IMDb

ロックンロールなデューイが先生を務めることとなったのは、おぼっちゃまお嬢さまだらけの名門小学校。みんなが聞くのはクラシックという対比的な存在として描かれています。

一人一人のキャラクターに合った役割をデューイが与えていくと、彼らはやりがいを見つけて成長し、それぞれの才能を開花させていく様子が見所です。

描かれている子どものキャラクターがしっかりしているので、何度見ても視点が変えることで楽しめます。

さらに驚くべきことに、撮影ではバンドメンバーの子供達は全員本物のミュージシャンで、実際に演奏もしているそうです。

アメリカを代表する監督

アメリカを代表する監督
出典:The School of Rock (2003) - IMDb

本作の監督リチャード・リンクレイターはいずれこれまた大ヒットとなる「6才のボクが、大人になるまで。(2014)」「ビフォア」シリーズなども手がけています。

彼は本作でジャック・ブラックを一躍有名にし、興行的にもリチャード・リンクレイターの作品の中で一番の成功を収めた作品もであり、全米で約8,100万ドルを記録した大物監督です。

ジャック・ブラックと子役たちが再会!?

ジャック・ブラックと子役たちが再会!?
出典:The School of Rock (2003) - IMDb

2003年に公開された本作。2013年には10周年を記念して再結集していますが、最近では2018年にジャック・ブラックが自身のバンドのライブにて成長した生徒たちと再会を実現しています。

バックステージで集合写真をとっている姿がSNSで話題になりました。

可愛い子役たちの成長を今となってみられること、そしてずっと交流があるキャストの仲の良さも、この映画の魅力です。

『スクール・オブ・ロック』レビュー・評価

海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は196件のレビューに基づく91%もの前向きなレビューで7.74/10と高評価。

Metacriticでは41件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中82点とこちらはかなりの高評価。

「スクール・オブ・ロック」はいくつかの賞にノミネートされました。主演を務めたジャック・ブラックはゴールデンアワードでコメディまたはミュージカルのゴールデングローブ賞にノミネートされ、MTVムービーアワードでコメディ賞を受賞しました。

日本での評価

映画.comでは119件中3.8と高評価。

映画レビューサイトFilmarksでは11,981件のレビューで3.9とこちらも近い数字の評価になっています。

日本のレビューサイトで3.5以上は高評価と言ってもいいのではないでしょうか。

『スクール・オブ・ロック』のトリビア

「スクール・オブ・ロック」のトリビア
出典:The School of Rock (2003) - IMDb

・ローレンス役のロバート・ツァイは撮影の早い段階で役に相応しくないと感じたようで監督のリチャード・リンクレイターに出演しない方向の話をしたそうですが、リチャード・リンクレイターは彼の性格に正確に適合させたと答えて引き留めたそうです。

・作家のマイク・ホワイトは、実際にはクラシックロックのファンではなく、ジャック・ブラックが自分の好きな音楽を演奏できるようにしたそうです。

・すべての子供たちは本当に楽器を演奏し、バックアップシンガーは本当のボーカリストです。ジャック・ブラックも一部のシーンで映画で少しギターを弾いています。

・この映画のアイデアは、作家のマイク・ホワイトジャック・ブラックの隣のアパートに引っ越したときに生まれました。マイク・ホワイトは、ジャック・ブラックがホールを裸で走ったり、映画に登場する音楽の多くをフルボリュームで爆破したりすることがよくありました。

・スタントマンは、ステージダイビングの最後にジャック・ブラックを捕まえるために使用されました(念のため)。

・デューイが彼とネッドの古いバンドを掲げている写真では、もう一人はディレクターのリチャード・リンクレイターです。

・ネッドがデューイに家賃を払うために彼のギターの1つを売るように頼むとき、デューイは「ピカソに彼のギターの1つを売るように頼みますか?」と答えます。そしてサラ・シルバーマンの性格は彼を馬鹿と呼んでいます。ギターは、ピカソの絵画の多くで重要な主題です。

・DVDの映像特典で、映画がもともとミュージカルになる予定だったことを明らかにしています。

・バンド練習のモンタージュの間に、夏は1964年以来出版されている音楽業界の法的および財政的問題へのガイドである「This Business of Music」を読んでいるのが見られます。

リチャード・リンクレイターミランダ・コスグローヴに、グルーピーが何であるかを知り、デューイと対峙した後、ねじ込まれた口の顔をする方法を教えました。

[infeed]

まとめ

「スクール・オブ・ロック」について簡単ではありますがまとめてみました。

音楽を楽しめる純粋な作品は洋画ならではだと言えます。

こういった類の作品が好きな人は間違いなく楽しめる作品だと思います。

U-NEXTでは視聴可能で、レンタルでしたらAmazonプライムビデオでも見られるようなので、気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

2019年の映画年間ランキング。全世界の年間興行収入ランキング、日本の洋画年間興行収入ランキングをご紹介します。

2019年全世界年間興行収入ランキングTOP50

No.作品名(原題)興行収入
1アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
$2799.4
2ライオン・キング
The Lion King
$1656.9
3アナと雪の女王2
Frozen II
$1450
4スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
Spider-Man: Far from Home
$1131.9
5キャプテン・マーベル
Captain Marvel
$1128.2
6ジョーカー
Joker
$1078.8
7スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker
$1074.1
8トイ・ストーリー4
Toy Story 4
$1073.4
9アラジン
Aladdin
$1050.7
10ジュマンジ/ネクスト・レベル
Jumanji: The Next Level
$801.7
11ワイルド・スピード/スーパーコンボ
Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw
$760.7
12ナタ~魔童降臨~
Ne Zha
$726.1
13流転の地球
The Wandering Earth
$699.9
14ヒックとドラゴン 聖地への冒険
How to Train Your Dragon: The Hidden World
$521.8
15マレフィセント2
Maleficent: Mistress of Evil
$491.7
16IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
It Chapter Two
$473.1
17愛しの母国
My People, My Country
$450.1
18名探偵ピカチュウ
Pokémon: Detective Pikachu
$433.3
19ペット2
The Secret Life of Pets 2
$431.2
20フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話
The Captain
$417.3
21アリータ:バトル・エンジェル
Alita: Battle Angel
$405
22ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
Godzilla: King of the Monsters
$387.3
231917 命をかけた伝令
1917
$384.6
24ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
Once Upon a Time... in Hollywood
$377.4
25シャザム!
Shazam!
$366
26ダンボ
Dumbo
$353.3
27ジョン・ウィック:パラベラム
John Wick: Chapter 3 - Parabellum
$327.8
28瘋狂的外星人
Crazy Alien
$327.6
29ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
Knives Out
$312.9
30ターミネーター:ニュー・フェイト
Terminator: Dark Fate
$261.1
31パラサイト 半地下の家族
Parasite
$258.1
32アス
Us
$256
33ペガサス/飛馳人生
Pegasus
$255.9
34メン・イン・ブラック:インターナショナル
Men in Black: International
$253.9
35X-MEN:ダーク・フェニックス
X-Men: Dark Phoenix
$252.4
36ミスター・ガラス
Glass
$247
37ブレイブ 大都市焼失
The Bravest
$245.2
38アナベル 死霊博物館
Annabelle Comes Home
$231.3
39少年の君
Better Days
$226.8
40フォードvsフェラーリ
Ford v Ferrari
$225.5
41ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語
Little Women
$218.8
42アダムス・ファミリー
The Addams Family
$203
43ロケットマン
Rocketman
$195.3
44ダウントン・アビー
Downton Abbey
$194.7
45レゴ® ムービー2
The Lego Movie 2: The Second Part
$192.3
46天気の子
Weathering with You
$192
47共謀家族
Sheep Without a Shepherd
$191.6
48ホワイト・ストーム
The White Storm 2: Drug Lords
$189.4
49スノーベイビー
Abominable
$188.6
50イップ・マン 完結
Ip Man 4: The Finale
$176.3

2019年日本の洋画年間興行収入ランキングTOP10

No.作品名興行収入(億円)
1アナと雪の女王2124.0
2アラジン73.4
3トイ・ストーリー473.1
4ライオン・キング67.1
5ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生51.6
6アベンジャーズ/エンドゲーム51.1
7ジョーカー46.3
8シュガー・ラッシュ:オンライン44.2
9スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム42.7
10ワイルド・スピード/スーパーコンボ40.5
全世界の年間興行収入ランキングはBox Officeの情報をもとに、日本の洋画年間興行収入ランキングは日本映画製作者連盟の情報をもとにまとめました。 日本の年間興行収入ランキングは洋画のみに絞っていますので邦画が含まれておりません。

2019年の話題作

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、全世界で20億ドルの興行収入を記録した5番目の映画となり、歴代最高の興行収入を記録しました。 この年は他にも『ライオン・キング』、『アナと雪の女王2』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、『キャプテン・マーベル』、『ジョーカー』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、『トイ・ストーリー4』、そして『アラジン』はいずれも10億ドルの興行収入を記録し、2位、3位、8位はそれぞれアニメ映画で興行収入1位、2位、5位を記録。『ジョーカー』は、R指定映画としては史上初となる10億ドルを突破。歴代最多となる9作品が10億ドルを突破しました。 IMDbは「Top 50 Movies of 2019」と題し、この年公開された映画をランキング化。1位には『パラサイト 半地下の家族』を選び、8.5/10の評価でレーティングで最も評価が高かった作品となっています。 ロッテントマトでは、第21回ゴールデン・トマト・アワードでは最優秀ワイドリリース賞が『アベンジャーズ/エンドゲーム』、最優秀リミテッドリリース賞が『パラサイト 半地下の家族』となりました。
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映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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