
オーシャンズ8のあらすじ・キャスト・ネタバレ・感想・評価・レビュー・トリビアなど徹底解説
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
『オーシャンズ8(原題:Ocean's Eight)』は2018年公開のクライム・アクション映画。『オーシャンズ』シリーズのスピンオフ作品で、サンドラ・ブロックが主演。シリーズの初週末興行収入最高の成績となった作品でもあります。
あらすじ(ネタバレ込み)
■Introduction
デビー・オーシャンは、かつて兄ダニー・オーシャンとともに犯罪に手を染めていたが、数年間刑務所に服役していた後、出所する。彼女は新たな犯罪計画を立てており、そのために仲間を集めることを決意する。デビーの計画は、ニューヨークの高級ファッションのイベント「メットガラ」に参加する価値あるジュエリーディーラーの有名なネックレスを盗み取ることだ。
■Development
デビーは、犯罪のプロフェッショナルたちを集めてチームを組織する。メンバーには、元宝石職人であり変装の名手であるルー、コンピューターのハッキングが得意なアムィット、ファッション業界での経験が豊富なタクシー運転手のコンスタンス、スリの達人メアリーなどが含まれている。デビーたちは、メットガラでネックレスを盗むために、ターゲットとなる有名女優ダフネ・クルーガーを利用し、完璧な計画を立てる。
■Twist
計画が進行する中で、予期しないトラブルや裏切りも発生。ダフネが簡単に協力すると思いきや、彼女は意外にも強気で、デビーたちの計画に気づいてしまう。しかし、デビーは冷静に対応し、計画を進めていく。最終的に、ダフネがネックレスを盗む手助けをするという形で、彼女も共犯者となる。
■Conclusion
デビーとその仲間たちは、計画通りにネックレスを盗み、見事に成功を収める。しかし、映画のラストでは、デビーが計画を実行した背景や彼女の目的が明らかになり、彼女の思惑が他のメンバーにも影響を与えていることが示唆される。最終的に、デビーたちは犯罪の証拠を隠しつつ、巧妙に逃げ去り、計画を完璧に遂行したことが分かる。
2023年全世界年間興行収入ランキングTOP50
2023年日本の洋画年間興行収入ランキングTOP10
No. | 作品名 | 興行収入(億円) |
---|---|---|
1 | ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー | 140.2 |
2 | ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE | 54.3 |
3 | アバター:ウェイ・オブ・ウォーター | 43.1 |
4 | ワイルド・スピード/ファイヤーブースト | 38.3 |
5 | リトル・マーメイド | 34.0 |
6 | マイ・エレメント | 27.0 |
7 | インディ・ジョーンズと運命のダイヤル | 26.0 |
8 | BTS:Yet to Come in Cinemas | 25.6 |
9 | ホーンテッドマンション | 21.7 |
10 | MEG ザ・モンスターズ2 | 14.6 |
2023年の話題作
『バービー』は全世界で興行収入10億ドルを達成した53番目の映画となりました。『ハイ・マム』(2021年)を抜いて、コメディ映画としては初の10億ドル超えを達成し最高の興行収入を記録しました。 女性監督作品としては、オープニング週末興行収入が過去最高を記録。またワーナー・ブラザース作品としては最高の興行成績を収めました。 『スーパーマリオブラザーズ ザ・ムービー』は、ビデオゲームを原作とした最初の映画で、こちらも10億ドル超えを達成。 『オッペンハイマー』は伝記映画としては『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)を上回り、史上最高の興行収入を記録。クリストファー・ノーランにとっては『ダークナイト ライジング』(2012年)、『ダークナイト』(2008年)に続く興行収入となりました。 IMDbは「Top 50 Movies of 2023」と題し、この年公開された映画をランキング化。1位には『ゴジラ-1.0』を選び、レーティングで最も評価が高かったのは『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』で8.6/10の評価がつけられています。 ロッテントマトでは、第25回ゴールデン・トマト・アワードでは最も評価の高い映画として『オッペンハイマー』が挙げられ、最優秀ワイドリリース賞が『オッペンハイマー』、最優秀リミテッドリリース賞が『ブラックベリー』となりました。『オーシャンズ8』キャスト・作品情報

キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
デビー・オーシャン Deborah "Debbie" Ocean |
サンドラ・ブロック Sandra Bullock |
ルー・ミラー Lou Miller |
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett |
ダフネ・クルーガー Daphne Kluger |
アン・ハサウェイ Anne Hathaway |
アミータ Amita |
ミンディ・カリング Mindy Kaling |
タミー Tammy |
サラ・ポールソン Sarah Paulson |
コンスタンス Constance |
オークワフィナ Awkwafina |
ナインボール Nine Ball |
リアーナ Rihanna |
ローズ・ワイル Rose Weil |
ヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter |
クロード・ベッカー Claude Becker |
リチャード・アーミティッジ Richard Armitage |
ジョン・フレイジャー John Frazier |
ジェームズ・コーデン James Corden |
ペネロペ・スターン Penelope Stern |
ダコタ・ファニング Dakota Fanning |
ルーベン・ティシュコフ Reuben Tishkoff |
エリオット・グールド Elliott Gould |
イエン Yen |
チン・シャオポー(秦少波) Qin Shaobo |
作品情報
原題 Original Title |
Ocean's Eight |
監督 Directed by |
ゲイリー・ロス Gary Ross |
脚本 Writing Credits (Screenplay by) |
ゲイリー・ロス Gary Ross オリヴィア・ミルチ Olivia Milch |
原作 Writing Credits (Story by) |
ゲイリー・ロス Gary Ross |
原案 Writing Credits (Based on) |
ジャック・ゴールデン・ラッセル Jack Golden Russell (Characters by) ジョージ・クレイトン・ジョンソン George Clayton Johnson |
音楽 Music |
ダニエル・ペンバートン Daniel Pemberton |
撮影 Cinematography |
アイジル・ブリルド Eigil Bryld |
編集 Edited by |
ジュリエット・ウェルフラン Juliette Welfling |
製作 Produced by |
スティーブン・ソダーバーグ Steven Soderbergh スーザン・イーキンス Susan Ekins |
製作会社 Production Company |
ワーナー・ブラザース ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ ラットパック=デューン・エンターテインメント |
配給 Distributed by |
ワーナー・ブラザース |
公開 | 米:2018/6/8 日:2018/8/10 |
上映時間 | 110分 |
興行収入(世界) | 約2億8987万ドル |
興行収入(日本) | 約16.9億円 |
[infeed]
『オーシャンズ8』の見どころ
眼福のキャスト勢

出演者を見るだけでもお腹いっぱいになってしまいそうな豪華キャストが集結しています。
大女優サンドラ・ブロックに、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、歌手のリアーナまで。
SNSなどでプライベートでの仲の良さも伺える彼女たちの劇中のチームワークにも注目です。
またハリウッドセレブやモデルスポーツ選手などのカメオ出演が満載なのも魅力です。
本物の美術館での撮影
メットガラのシーンはニューヨークのメトロポリタンミュージアムの撮影許可を2週間得て撮影したそうです。
リアリティがあり、ラグジュアリー感満載の舞台で繰り広げられるクライムとアクションは実物です。
実力派監督

監督は、アクションシーンの完成度も納得の『ハンガーゲーム』も手掛けたゲイリー・ロスです。
また、プロデューサーはこれまでのオーシャンズシリーズの監督をしてきたスティーブン・ソダーバーグです。
最高に豪華なエンターテイメント映画

豪華なのはキャストだけではありません。
彼女たちが身に纏うドレスやダイアモンド、ターゲットであるネックレスはなんとも眩く、ゴージャスです。
それを舞台に繰り広げられるオーシャンズ8のクールな窃盗劇には大興奮すること間違いなしです。
過去の作品を見ていない人でも楽しめる
『オーシャンズ』シリーズといえばジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら豪華スターが共演した大ヒットシリーズ。
前作を見ないとわからないのではと思われる方もいるかもしれませんが、女性版ということで全く違うタイプのオーシャンズなので、過去の作品を見ている人も見ていない人にも新鮮な映画になっています。
『オーシャンズ8』レビュー・評価
海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は323件のレビューに基づく69%の肯定的批評で平均評価が6.24/10と比較的高め。
Metacriticでは50件のレビューに基づき、平均スコアは100点満点中61点とこちらも比較的高め。
作品としてのセンスの良さや女優陣の息の合った演技などが評価されているようです。
日本での評価
映画.comは414件中3.4とこちらは平均的な評価。
映画レビューサイトFilmarksでは20,808件のレビューで3.8と、2万件以上のレビューがあり、観た方が多い作品だというのがわかります。少し高めな評価です。
『オーシャンズ8』のトリビア

・サンドラ・ブロックがドイツ語を話すシーンがありますが、彼女は元々幼少期のほとんどをドイツのニュルンベルクで過ごし、ドイツとアメリカの両方で二重の市民権を保持しているのでその言語にも堪能。元々話せたんですね。
・アン・ハサウェイが演じたダフネ・クルーガー役は当初ジェニファー・ローレンスが候補に挙がっていたようで、最終的にはアン・ハサウェイが演じています。
・2012年公開の「世界にひとつのプレイブック」ではアン・ハサウェイが候補に挙がってたものの「ダークナイト・ライジング」の撮影と重なり降板し、ジェニファー・ローレンスが抜擢されたそうです。
・当初は「オーシャンズ」シリーズでライナス・コールドウェルを演じたマット・デイモンとソール・ブルームを演じたカール・ライナーが再演する予定でしたが、シーンはカットされました。
・8人のメインキャストメンバーは合わせると、4つのオスカー、2つのエミー賞、9つのグラミー賞、6つのゴールデングローブ賞、5つのBAFTA、および10のSAGを合わせて受賞しています。
・彼女の2011年の本の中でミンディ・カリングは、オーシャンズ5というタイトルで「オーシャンズ11(2001)」の再起動をしたいという興味を表明していました。
・エリザベス・バンクスは役割を求められましたが、脱落しなければなりませんでした。海外のメディアでは起用は誤報だったとコメントしていますが、実際はスケジュールの問題などがあったようです。
・フランク・シナトラの娘、ナンシー・シナトラが歌う「These Boots are Made for Walking」という曲がシーンに登場します。「オーシャンズ13(2007)」で、ダニー・オーシャンは「フランク・シナトラと握手した」と言っています。 また、フランク・シナトラは、オリジナルの「オーシャンと十一人の仲間(1960)」でダニー・オーシャンの役割を果たしました。
・リチャード・アーミテージは、非常に短い通知で、ダミアン・ルイスからアートキュレーターのクロード・ベッカーの役割を引き継ぎました。
・ゲイリー・ロス監督がスティーブン・ソダーバーグ監督からオーシャンズのフランチャイズを引き継ぎます。スティーブン・ソダーバーグは以前、ゲイリー・ロスが監督を務めた「ハンガーゲーム(2012)」の2番目のユニットディレクターを務め、第11地区の暴動シーンを監督していました。
[infeed]
まとめ
「オーシャンズ8」について簡単ではありますがまとめてみました。
「オーシャンズ」シリーズは俳優陣が豪華すぎるので観るだけでもうお腹いっぱいなのですが、今回は女優陣が豪華すぎて案の定お腹いっぱいになりました。リアーナがあまりにも自然な演技をしているので新鮮でしたね。
U-NEXTで視聴可能で、他にもdTVやAmazonプライムビデオではレンタルで観る事ができるので、是非見て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンやここに書いていない好きなシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
2023年の映画年間ランキング。全世界の年間興行収入ランキング、日本の洋画年間興行収入ランキングをご紹介します。2023年全世界年間興行収入ランキングTOP50
2023年日本の洋画年間興行収入ランキングTOP10
No. | 作品名 | 興行収入(億円) |
---|---|---|
1 | ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー | 140.2 |
2 | ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE | 54.3 |
3 | アバター:ウェイ・オブ・ウォーター | 43.1 |
4 | ワイルド・スピード/ファイヤーブースト | 38.3 |
5 | リトル・マーメイド | 34.0 |
6 | マイ・エレメント | 27.0 |
7 | インディ・ジョーンズと運命のダイヤル | 26.0 |
8 | BTS:Yet to Come in Cinemas | 25.6 |
9 | ホーンテッドマンション | 21.7 |
10 | MEG ザ・モンスターズ2 | 14.6 |